それぞれの介護
それぞれに、自分の母親に対する介護のスタンスは違う。これが実は結構難しい。。
やがて、3人のすれ違いに発展することになる。。
長女は
「家で見るも、施設に入れるも3女が見るのだから、3女の思うようにしたらよい。どのような選択をしようとも応援する。金銭的な援助を必要であれば相談してほしい」
というスタンス。。
次女は
「家で介護するのは本当に大変。。24時間安心して預けられる施設を探したほうが良い。なるべく安心のできる施設。でも金銭的な援助は出来ないから、義母の収入の範囲で探すべき・・」
というスタンス。。
義母には年金以外にもちょっとした収入がある。要は不労所得の部類だ。
その範囲でやるということ。。
義母はお金に厳しく、長年その不労所得を節約して貯金してきた。。
その貯金を数年前、まだ頭がはっきりしているときに3人の娘に配っていたのだ。
終活・・・・
そして3女は・・
「家で介護はしたいが、限度がある。義母のHomeへの想いがあるならできる限りの面倒は見る。しかし、家族に協力と迷惑を強いて、家族を犠牲にしてまで看ることはできない。その時は施設も考える。しかし、意思もはっきりしている、自己の欲することを伝えられる状態であれば、看たい」
というスタンス。。
一番長く、一緒に生活してるんだからそりゃ一緒にいたいよね。。よくケンカもしてたけど。。ケンカが始まったら僕はどっちにもつかないから、よく逃げてたなぁ・・
私は3女の旦那。。3女の考えには全面的に賛同し応援と協力を約束した。。
しかし、いわゆる「お下の世話・・排泄介助」はお願いしたいと申し出た。
嫌いとか、ヤダとかの問題ではなく、やはり義母だって女性。。
いくら、分からなくても、男性で自分の娘の旦那に下の世話をしてほしいはずがない。